女性の平均身長は何cm?年齢別・国別平均身長や時代と身長の関係「私は理想的!?」気になる身長別平均体重!

「最近の人は細くて背が高い」と聞きますが、「これって本当?」と疑問に思いませんか。背を伸ばしたいと思う方もダイエットに励む女性も多いので、自分で「細くて背が高い」と自覚のある方は少ないかもしれません。その真相を探るべく、女性の平均身長そして身長別の平均体重を調査しました。

「昔の人より細くて高い」は本当?女性の平均身長はどのくらい?

「最近の人は細くて背が高い」というのを耳にしたことはありますか?言われてみれば、雑誌などで見かけるモデルさんや女優さんは両親の世代の方と比べるとスラッと背の高い方が多い気もします。でもそれはなんだか別世界の話で明らかに背が高かいとか細いとかでないと、自分としてはよくわからないでしょう。

今の女性の平均身長はどのくらいなのでしょうか?年齢別や国別でも平均身長は変わってきます。そして身長ごとに平均の体重はどれくらいなのかも気になるところです。

というわけで、ここ最近の女性の平均身長や体重を調べてみました。「最近の人は細くて背が高い」のかの真実かどうか昔と比較もしていきます。

私は高い?低い?平均的?日本女性の平均身長

日本女性全体の平均値(20歳以上)

まず、日本の女性の全体の平均値をみていきます。厚生労働省の一番最近の統計データーつまり平成26年度(2015年)の統計データによると、20歳以上の日本の女性の平均身長は153.9cmとされます。平成25年度も20歳以上の女性の平均身長は平成26年度の統計と同じ数値で、平成24年度は154.2cmです。

これだけ聞くと背が高いというより、ほとんど変わらないか低くなってきているようにも見受けられます。

伸びるのは中学生くらいまで!10代女性の平均身長

10代の平均身長と聞くと、年齢でかなり幅がでてくるような感じを受けます。しかし成長する言い換えれば骨が伸びるというのは、基本的に女性は15歳頃までです。つまり中学生の頃までには、成長する軟骨である骨端線が固まります。

女性は思春期がくるのが10歳前後で男性より早いです。女性の思春期から15歳前後までの間の身長の伸びは、約22cmと言われます。一部ではもっと伸びる方もいて、172cmくらいの長身の背丈まで成長する方もいらっしゃいます。

統計では10歳の平均身長は139.3cmで、伸びが止まる年齢の少し後である16歳の平均身長は158.7cmです。それ以降の平均身長は、1年ごとに1・2cm程度の変動になってくるようです。

成人女性の平均身長

20歳を超える成人の女性であれば、基本的には身長の変動はみられないとされます。ただ身長検査というのは、朝と夜で差が出やすいと言われる検査の項目の一つだそうです。1日立っていて、夜になると朝よりも軟骨や筋肉が縮んで身長が縮みやすくなるとされます。

そのため成人以上で身長が前年よりも1cm以上変動がみられた方は、身長を計測した時間そして姿勢が影響している可能性があるとされています。ただ一部の方は、20代くらいまで身長が伸びる方もいると言われています。成人女性である20代・30代・40代の女性の統計は以下になります。

20-29歳 157.8cm
30-39歳 158.3cm
40-49歳 158.0cm

以上の統計から、平均身長の変動も0.3cmから0.5cmの1cm以下です。

年齢別の平均身長

年齢が違えは平均身長はかなり変わってきます。特に成長途中の年齢の平均身長の変動は大きいです。女性の年齢別の平均身長を表にすると以下になります。

1歳  77.4cm
2歳  85.8cm
3歳  96.2cm
4歳  103.7cm
5歳  107.8cm
6歳  114.4cm
7歳  119.3cm
8歳  125.7cm
9歳  133.7cm
10歳 139.3cm
11歳 146.8cm
12歳 150.8cm
13歳 155.2cm
15歳 155.8cm
16歳 158.7cm
17歳 156.1cm
18歳 157.3cm
19歳 155.9cm
20歳 158.3cm
21歳 158.5cm
22歳 156.1cm
23歳 157.4cm
24歳 157.9cm
25歳 159.6cm

26歳以降は以下の表になります。

26-29歳 157.8cm
30-39歳 158.3cm
40-49歳 158.0cm
50-59歳 156.2cm
60-69歳 153.2cm
70歳以上 148.3cm

全国17歳で比較!都道府県別の平均身長

平成8年度から平成26年度までの47都道府県別の日本人の17歳女性の身長に関する統計では、東北北陸地方の県の身長が高く、九州四国中国地方の県の身長が低いという傾向があるとされます。

この統計結果は、早寝・早起きや食生活などの生活習慣の違いが出ている可能性が一つあるとされます。また恒温動物の体温維持のための体重あたりの体表面積の法則である「べルクマンの法則」というのが、日本人の身長でも成り立っているのではないかという話もあります。寒いと身長が高くなり、暑いと身長が低くなるという話です。

都道府県別の女性の平均身長の高い順の6都道府県は以下です。

1番 東京 158.6cm
2番 青森 158.5cm
3番 大阪 158.5cm
4番 石川 158.4cm
5番 鳥取 158.4cm
6番 秋田 158.3cm

逆に低い順の3都道府県は以下になります。

1番 沖縄 155.8cm
2番 徳島 156.6cm
3番 愛媛 157.0cm

140cm~170cm台に属する17歳で比較!日本女性の身長別の平均体重

「平均身長より低め」140cm台の平均体重

140cm台は小学生であれば平均身長くらいですが、その年齢を超えてくると「低身長」つまり小さい方になってきます。以下は17歳女性140cm台の1cmごとの平均体重の統計です。

140cm 42.6kg
141cm 43.1kg
142cm 43.6kg
143cm 44.1kg
144cm 44.5kg
145cm 45.1kg
146cm 45.6kg
147cm 46.1kg
148cm 46.6kg
149cm 47.2kg

140cm台の平均体重は、40kg台になってきます。1cmごとに、0.4kg~0.6kgくらいの違いがでてきます。

「平均身長の背丈」150cm台の平均体重

150cm台は、15歳以上つまり中学生以上になってくれば平均的な身長の背丈の方々です。150cm台の17歳女性の平均体重は以下になります。

150cm 47.7kg
151cm 48.2kg
152cm 48.8kg
153cm 49.3kg
154cm 49.9kg
155cm 50.5kg
156cm 51.0kg
157cm 51.6kg
158cm 52.2kg
159cm 52.8kg

150cm台は40kg台後半から50kg台前半くらいまでの平均体重になります。こちらも1cmの変動で0.5kg前後の変動がでます。

「平均身長よりちょっと高い」160cm台の平均体重

160cm台の身長は、平均身長より少し大きいくらいから長身に近い程度の身長です。160cm台の17歳女性の平均体重は以下になります。

160cm 53.4kg
161cm 54.0kg
162cm 54.6kg
163cm 55.3kg
164cm 55.9kg
165cm 56.5kg
166cm 57.2kg
167cm 57.8kg
168cm 58.5kg
169cm 59.1kg

160cm台の平均体重は、50kg台になります。160cm台は、1cmごとに0.6kg~0.7kgの体重の変化がでます。140cm台や150cm台より若干変動量が大きくなるようです。

モデルさん並!「女性なら長身になってくる」170cm台の平均体重

170cm台に入ってくると、女性では長身の身長になってきます。モデルさんには多くみられる身長です。170cm台の17歳女性の平均体重は以下になります。

170cm 59.8kg
171cm 60.5kg
172cm 61.2kg
173cm 61.9kg
174cm 62.6kg
175cm 63.3kg
176cm 64.0kg
177cm 64.7kg
178cm 65.5kg
179cm 66.2kg

170cm台の平均体重はほぼ60kg台です。170cm台は1cmごとに、0.7kg~0.8kgの変動がでてきます。160cm台よりももう少し大きく変動がみられます。

何を目指すかで違いが!理想的な体重

「理想的な体重」といってもさまざまです。「健康的な体重が理想なのか」「見た目が美しく見える程度が理想なのか」「モデルさんくらいが理想なのか」といったように皆目指すところが違うからです。

今の自分の体重が自分の目標とする理想的な体重なのかを計るのには、BMIと(ボディ・マス・インデックス)という肥満度を判定する国際基準値を使います。もし健康的な体重を目指したいのであれば、標準体重(適正体重)で見ていきます。肥満でもやせすぎでもない体重で、一定の期間内死亡率や病気になる確率が低くなるとされ、健康的な生活がおくれるという統計からの理想的な体重です。

計算式は以下です。
標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22

これはWHOが定めた世界基準の数値のため、日本女性にとっては「標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×21」の方が適正体重ではないかという話もあるそうです。

標準体重よりも美しくと、見た目を重視した数値を理想体重もしくは美容体重と呼ばれます。計算式は以下の2つです。

理想体重(kg)=身長(m)×身長(m)×21
美容体重(kg)=身長(m)×身長(m)×20

21での計算で標準よりきれいな体型に見える体重とされ、憧れを持つ方も多いスリムに見える体重が20で計算されてでてきます。

モデルを目指したいとなった場合、この数値を下回るようにといった最低限の数値をモデル体重と呼ばれます。モデルというのはプロとして、ストイックな体重管理が求められているようです。この体重を目指す場合は、健康管理も重要になってきます。

計算式は以下です。
モデル体重(kg)=身長(m)×身長(m)×19

国別ならもっと違いが大きい!世界各国の女性の平均身長

住む環境で違いがでる!国別のランキング

世界で平均身長を見ていくと身長の違いは顕著になってきます。食生活の違いや水に含まれるミネラル分の違い・乳製品の普及率など多くの要因があるとされています。また都道府県別の平均身長同様に、べルクマンの法則も要因の一つではないかとも言われます。

ベルクマンの法則というのは、住む環境に対応して変化・進化していく法則の一つです。恒温動物においては、体温調節のために同じ種類であっても、寒い土地に生きる動物の方が温かい土地に生きる動物よりも体格が大きくなるとされています。

寒さから体温を守るために!平均値が高い国

寒冷地域では、体長は大きくなるとベルクマンの法則では言われています。体が大きいことで体重あたりの表面積が小さくなるので、熱を奪われるのを防ぐことができるとされています。平均身長の高い順の3ヶ国は以下です。

1番 オランダ 170.7cm
2番 デンマーク 168.7cm
3番 モンテネグロ 168.4cm

熱の発散を促すために!平均値が低い国

温暖地域では、体調は低くなるとベルクマンの法則では言われます。体重あたりの体表面積を大きくして、熱を発散させなければならないために、体長は小さくなるようです。平均身長の低い順の3ヶ国は以下です。

1番 インドネシア 147cm
2番 ペルー 151cm
3番 スリランカ 151.4cm

本当に昔の方が低かった?昔の女性の平均身長

日本史上、最も低かったのは江戸時代!

日本人の歴史の中で、平均身長は江戸時代末期が最も低かったそうです。男性155cm~158cmで、女性143cm~146cmでした。これは一つは食生活が影響しているようで、江戸時代は他の時代と比較して肉などが少なく精進料理に近いものであったようです。

江戸時代からは伸び続けている!平均身長の推移

江戸時代の次の時代である明治時代では、日本人の身長は世界と比較しても目立って低かったようです。弥生時代にまで遡ってみると、江戸時代より10cmほど高くて身長は人種的な要因は低かったのではないかと言われます。要因として大きいのは、やはり食事の部分と言われています。

動物性たんぱく質の摂取量は少なく、穀物依存度が高くなっていたそうです。狭い土地を食用植物用地として利用して人口増加に適応させていっていたとされます。とくに江戸時代まで基本的に肉食を避けていたようです。

明治時代以降は、日本人の身長は20cm近く増えているとされます。世界との交流が増えていったこの時代以降、食生活は欧米化していっていきました。動物性たんぱく質の摂取量が増えたのが大きな要因ではないかと言われます。

1950年代の女性の平均身長「150.8cm」

1950年(昭和25年)の時点で、女性の平均身長は150.8cmになり平均体重は50.7kgでした。江戸時代からは最大7cm近く伸びています。この時代の女性と今の女性を比べると、女性は平均身長は3cm以上伸びています。しかしながら、体重はあまり増加していないどころか3kg近く減少しているのがわかります。

たしかに昔よりも「細く高い」というのは事実のようです。

食生活の変化で!1960年頃から大幅に身長アップ!

1960年代以降からは平均身長に大幅な伸びがみられます。1960年代は高度経済成長期に入っていて、生活習慣や食事スタイルに変化がでています。この変化が身体にも現れたのではないかと言われます。

1980年代では欧米人に次ぐレベルの身長まで伸びてきました。この間に人種的な変化は大きくなかったようなので、この伸びは生活が欧風化したことが大きいとされています。経済的に支えられた食事は勿論、生活習慣であれば畳に座る生活から椅子とテーブルの生活へ変わったといったことがあります。

欧米も!100年で20cmアップ!

世界的にも身長の伸びている傾向だそうで、1900年代以降は平均身長が伸びた地域が多くあります。東南アジアやアフリカは緩やかな伸びをみせているとされています。明らかに伸びているのが、東アジアや西欧・北米です。

アメリカ人やヨーロッパの人々の平均身長は、100年の間に20cmも高くなっていると言われます。環境変化が身長の伸びの大きな要因とされますが、人種によっては伸び方の違いがでてくるようではあります。

最近の人は細くて背が高い?平均身長は伸びている?

年齢別や都道府県別で差もでますが、以上調べた内容から「最近の人は細くて背が高い」というのは事実でしょう。実際女性の平均身長は、3cm以上伸びています。また同じ身長でも、昔と今では今の人の方が平均体重は軽くなっています。結果的に見た目からしても「細くて背が高い」という風に映っているようです。

加えて平均身長の伸びだけであれば、世界的にも背が高くなっている傾向にあるとされます。