膨満感に苦しむ人必見!原因と簡単にできる7つの対策

お腹が張る!苦しい!こんな経験は誰にでもあると思います。ほんの一時ものならまだいいのですが、ずっと悩まされているのなら一日も早くそのつらい症状を解消したいですよね。膨満感に苦しむ方必見!原因と対策をご紹介します。

膨満感という言葉を聞いたことがあるでしょうか?もしなくても「お腹の張り」を感じたことがある方は多いと思います。「ガスが溜まって苦しい」という声もよく聞きますし、実際私も膨満感に苦しんでいた一人でした。ここでは膨満感の原因や解消・予防方法を私の経験談を交えてお伝えしたいと思います。

膨満感とは?

膨満感(ぼうまんかん)とは、胃や腸が空気・ガス・食べ物などによって膨らみ、圧迫感や張りを感じる症状のことです。いわゆる「お腹が張っている」状態のことです。

例えば胃の場合、消化機能の低下の為なかなか食べたものが十二指腸に送られず胃にとどまってしまうことや、空気を吸い込み(飲み込み)すぎたりすることが原因で起こります。
腸の場合は、腸内環境が乱れ有毒なガスを大量に発生したり、便秘によってガスが排泄できないことなどにより起こります。
これらは、げっぷやおならでガスを排泄することにより解消することが多いです。

このほかにも、膨満感を症状とする病気もあるため、もしかすると何らかの疾病が隠れているかもしれません。

膨満感の原因になるもの

ガスを発生させ、出口をふさぐ便秘

膨満感を感じている人の中には、便秘でも悩んでいる人が多いのではないでしょうか?特に女性は、筋力が弱いこと、月経によるホルモンバランス、骨盤の形などで便秘になりやすいといわれており、2人に1人が便秘で悩んでいると言われています。

便秘になると、腸内細菌のバランスが崩れ腐敗したガスが大量に発生してしまいます。このガスが排出できればいいのですが、便秘の為ガスの出口がふさがれてしまって腸内にどんどんガスが溜まってしまうという悪循環となります。

朝時間がなくてトイレに行けず、便意を我慢していたら便秘になったということもあるので、膨満感を防ぐためにも、毎朝時間にゆとりをもってトイレに行く習慣をつけましょう。

早食いしてませんか?

早食いするとどうしても空気を飲み込みやすくなってしまう為、膨満感につながります。また、よく咀嚼せずに飲み込むことによって消化不良を起こし、胃腸に負担がかかり膨満感を感じることも。食事の際は、ガツガツかっこんでしまわずに、しっかり噛んでゆっくり食べましょう。

膨満感の原因になりやすい食べ物はこれ

体内にガスが溜まって起こる膨満感。当然ながらガスを発生させやすい食べ物は、膨満感を感じやすくなってしまうので注意が必要です。

イモ類、豆類はよく「食べるとおならが出やすくなる」と言われている通り、腸内細菌を刺激してガスを発生させやすくします。おならを出せれば問題ないのですが、出せないと膨満感の原因に。ただ、これらの食品は食物繊維も豊富で便秘解消効果もあるため、タイミングを見計らいながら上手に摂取したいですね。
乳製品も体質に合わない場合はおなかが張ってしまい、膨満感の原因となることもあるようです。

その他、当然ながらコーラやソーダ、ビールなどの炭酸飲料もガスを発生させやすいので、膨満感で苦しい時は避けた方がよさそうですね。

また、食品そのものというよりも、【食べる行為】が空気を飲み込みやすくすることから、ガムや飴の食べすぎにも注意しましょう。

しゃべりすぎ

しゃべりすぎが膨満感の原因だなんて、一見何のつながりもないように感じますが、早食い=空気を飲み込むという観点から見ると、しゃべりすぎ=呼吸が増え空気を飲む回数が増える、と考えればおかしくはありません。

実際、モタリさん、久本雅美さん、中居正広さんの3人が、お腹が張る原因がしゃべりすぎによるガスだと病院で言われたという話で盛り上がっていた様子をテレビで見たことがありました。

日常生活でおしゃべり…くらいならあまり影響がないかもしれませんが、人前でしゃべるお仕事の方で膨満感を感じている方は、実はしゃべりすぎが原因かもしれません。

膨満感が症状となる病気

何も思い当たることがないのに膨満感を感じる、という方はもしかしたら何らかの疾病が隠れているのかもしれません。膨満感を感じる病気は以下のものがあります。

◆腸閉塞…食べ物や消化液などが腸の中に詰まってしまった状態

◆過敏性腸症候群…器質的な異常はみられないものの、腹痛・便秘・下痢・ガス過多などの症状がある

◆慢性・急性の胃炎…胃の炎症により、痛み・吐き気・膨満感・げっぷ・胸やけなどの症状がある

◆慢性膵炎…膵臓に繰り返し炎症が起こり、次第に細胞が破壊され、固くなって萎縮してしまう

◆胆石症…胆のうや胆管に石ができ、痛みなどを引き起こす

その他女性の場合は子宮・卵巣関連の疾患などです。もしかして…と気になる方は消化器内科を、婦人科系の場合は婦人科を受診してみましょう。

因みに、慢性胃炎の約8割はピロリ菌が原因だといわれています。ピロリ菌は病院はもちろん、自宅で簡単に検査し、郵送で結果が送られてくる検査キットもあります。病院に行く時間が取れないという場合は活用してみてもいいかもしれませんね。

遅延型アレルギー

膨満感の原因を調べても思い当たるものもない、対策してもなかなか解消されない。という方もいらっしゃるはず。実は筆者自身がそうでした。そしてたどり着いたのが【遅延型フードアレルギー検査】でした。

一般的にアレルギーと聞くと、蜂に刺されて起こるアナフィラキシーショックなどに見られる、急性かつ重篤な症状を思いうかべると思います。しかし遅延型アレルギーはそうではなく、アレルゲン(アレルギーの元)となる食べ物を摂取後、数時間後から場合によっては数週間後に、重篤ではないにしろ不快な症状が出てしまうというものです。
症状は消化器系、精神神経系、呼吸器系、泌尿生殖器系、筋骨格系、皮膚症状と多岐にわたり、中に膨満感も含まれています。

筆者は検査の結果、卵に強い遅延型アレルギー反応がでました。毎日お弁当に卵を欠かさず入れていたのですが、それ以降卵の摂取を控えたところ、あんなに悩んでいた膨満感がなくなり、昼食後の苦痛から解放されました。

検査は、遅延型フードアレルギー検査を取り扱っている病院、もしくは、検査キットを使うと自宅に居ながらにして病院と同じ検査が受けられるので、気になる方は一度試されてみてもいいのではないでしょうか?

膨満感を解消&予防する方法7選

胃腸の働きを助けるツボを押す

外出先での膨満感の対策として、座ったまま、特に道具を使わずに簡単にできるのがツボ押しではないでしょうか?気持ちよく感じる程度の強さで、5秒ほど押して離すを数回繰り返したり、さすって温めたりすると効果的です。

まず、ガスを出しやすくするために、腸の働きに効果のあるツボをご紹介します。
◆中かん(ちゅうかん)…みぞおち辺りにあります。
◆天枢(てんすう)…おへそを挟んで左右にあります。
◆関元(かんげん)…おへそから指三本分下にあります。冷え性にも効果的。

次に、げっぷを出しやすくするために、胃の働きを助けるツボです。
◆気舎(きしゃ)…首の前側、肩甲骨のくぼみ左右対称にあります。
◆足三里(あしさんり)…膝の外側のくぼみから指4本下にあります。胃腸全般に効果的。

ツボの詳しい場所は、インターネットで検索して図解などをご参照ください。

お薬を飲む

日常生活の中で、生活環境を変えてゆくゆくは膨満感を解消したいところですが、とりあえず今この苦しみを解消するには、お薬に頼る方法もあります。

膨満感の薬は大きく分けて2種類あり、一つは【整腸剤】で、腸内の悪玉菌の増加を抑え、腐敗ガスができにくくするものです。また、薬の働きで腸に刺激を与え、蠕動運動を促しガスを排出させやすくします。もう一つは【消泡剤】で、消化管内のガスに直接働きかけ、ガスを吸収したり排出を促すものです。

その他、桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)という漢方もあるので、気になる方は薬局、漢方医などにご相談なさってください。

ランチはゆっくり、腹八分目

食後の膨満感の中で一番キツイのはランチではないでしょうか?何故なら、食後ガスが溜まってきても、人と一緒だったり仕事中だと、そう簡単にはげっぷやおならができないからです。

食事のとき、できるだけ空気を飲み込まないように、また消化が悪くならないように、よく噛んでゆっくりと食べましょう。食べすぎも消化不良の原因となるため、腹八分目で押さえておくこともお忘れなく。

久々の友人とのランチなどで、テンションが上がっておしゃべりに夢中!なんてこともあるかと思いますが、勢い込んでのしゃべりすぎも空気を飲み込みやすくなるので要注意です。

座ったりしゃがんだ時はホックを外して

スーツや制服、ベルトやガードルなどで、おなかまわりを締め付けていませんか?おなかまわりが窮屈だと、物理的に胃腸の動きが制限されることと、血行障害によって胃腸がスムーズに活動できず膨満感に繋がることもあるようです。

また、普段ちょうどサイズだと、おなかにガスが溜まってきたときにより一層苦しさを感じてしまうため、できることならワンサイズ大きなものを選びゆとりを持たせましょう。

立っている状態より、座ったりしゃがんだりしている状態のほうが窮屈になりますので、目立たないようなら座ったときはホックを外すという手もあります。胃腸の働きを衣服で邪魔しないように気を付けたいですね。

発酵食品を食べよう!

当然ながら便秘は膨満感の大きな原因となります。便秘がちの方は、便秘解消が膨満感とサヨナラできる近道だと言っても過言ではないでしょう。

腸内環境を整える食べ物に、発酵食品があります。便秘=食べ物、と言えばヨーグルトが有名ですが、ヨーグルト以外にも発酵食品はたくさんあります。キムチや納豆、ぬか漬け、ピクルス、チーズなど。調味料としての発酵食品には、お味噌、お酢、醤油などがありますので、お弁当にレトルトのお味噌汁や、定食に酢の物の小鉢を一品プラスなど心がけるだけで意外と簡単に摂取できそうですね。

アイスダンベル運動にチャレンジしよう

冷えは万病の元ともいいますが、胃腸にとっても大敵です。消化がスムーズに行われなかったり、腸の蠕動運動が低下してしまいます。すると、消化の際に発生したガスや、腸内で腐敗したガスが溜まりやすくなり、膨満感を感じてしまいます。

冷えの原因は、体があまり熱を作り出せない状態であることと、熱を体の隅々までうまく運べないことにあります。

そこで、これらを解消する方法としておすすめなのがアイスダンベル運動です。ふつうのダンベルの代わりに、ペットボトルに水を入れて凍らせたものを使います。冷たいものを持つことにより、血管が収縮し、この冷えた部分を温めるために、身体は血液循環を促進します。さらに、ダンベル運動を終えて凍ったペットボトルを手から離すことにより、収縮していた血管が広がり身体の末端まで血流が流れだします。

ダンベル運動は筋肉増強効果があり、基礎代謝量がアップするので、体も熱を作り出しやすくなるため一石二鳥です。

自宅でも簡単に取り組めるアイスダンベル運動、おすすめです!

大笑いしよう!

ストレスが身体に与える影響ははかりしれません。プレゼンの前になるとキリキリと胃が痛くなった!重要な仕事の前に限っておなかを下す。そんな経験はありませんか?

胃腸は非常にデリケートなので、ストレスにすぐに反応してしまいます。実際に自律神経の乱れによって、胃酸過多になったり血管が収縮してしまい、十分な消化活動ができないうえ、自分の胃を傷つけてしまうこともあるそうです。
腸も同様に、強いストレスを感じると腸内環境が乱れ、善玉菌が減り悪玉菌が増えてしまいます。これらのことが原因で、胃や腸の膨満感につながります。

また、ストレスを感じたり、不安や心配事があると呼吸が浅くなり、空気を飲み込みやすくなる【呑気症】(どんきしょう)という症状も起こります。

手軽にできるストレス解消法として、大笑いすることが一番!お笑い番組や、自分や友達の笑える失敗談を思い出すなどして意識的に笑うように心がけましょう!

まとめ

いかがでしたか?少しは膨満感の解消に役立ちましたでしょうか?私自身何年も、いえ何十年も膨満感に悩んでいたので、その苦しさ辛さはよくわかります。そして、膨満感が解消された今、昼食後の午後からの時間をこんなに快適に過ごせていることに幸せを感じています。

膨満感に苦しんでいる方が一日も早く、その症状を解消できる日が来ますように。心から願っています。