肥満と病気の気になる関係とは?さまざまな生活習慣が問題?!4つの原因とチェック方法や知っておきたい10の病気など大公開!

忙しい社会人にとって、食生活をコントロールするのはとても大変なことだと思います。ついつい「乱れた食生活で肥満になってしまった」ということになってしまう事もしばしばあるのではないでしょうか。肥満は見た目の問題だけじゃなくて健康上の問題もたくさん抱える事になってしまいます。肥満と関連のある病気を学んで、健康の維持に役立てる事がとても大切です。

肥満と病気の関係性について

肥満になると様々な病気との関連が指摘されています。肥満になってしまうと運動する事にも負担が上がってしまい、いくつもの生活習慣病を引き起こすきっかけになってしまいます。肥満は食生活の問題だけでなく運動量や遺伝、その他の生活習慣が関係する非常に複雑な問題です。

日本人の死因の原因にもなっている心疾患や脳血管障害の原因にもなってしまうと言われているので、しっかりと知識をつけて予防を心がけましょう。

肥満になる原因は?

暴飲暴食

暴飲暴食はもちろん肥満の大きな原因です。一度に大量に食べてしまったり、大量のお酒を飲んでしまうと一気に血糖値が上がってしまいます。体は血糖値の上昇を感知して脂肪として栄養分を蓄えようとするので実は暴飲暴食は肥満のリスクになってしまうのです。美味しいからといってついつい食べ過ぎてしまうと体にとってはあまり嬉しくない結果になってしまいます。

基礎代謝の低下

基礎代謝が低下している人も肥満になりやすいと考えられています。実は人間はまったく運動をしていなくてもエネルギーを常に消費し続けているのです。心臓を動かしたり呼吸をするといった生活する上で必要な最低限のエネルギーなのですが、このような生きるために必要なエネルギーの消費量を基礎代謝といいます。

基礎代謝が低下してしまうと脂肪の燃焼量が減少してしまい、結果的に肥満につながってしまうのです。基礎代謝は年齢が上がるにつれて減少していくので、注意が必要だといえます。

運動不足

運動ってついつい遠慮しがちになってしまいます。学生の頃はほとんど毎日運動をしていた方でもおそらく今も続けてる方は少ないのではないでしょうか。運動不足は体が使うエネルギー量の減少につながってしまい、エネルギーが余った状態になってしまうのです。

さらに、運動不足になると筋肉量も減少するため、基礎代謝が減ってしまいます。定期的な運動を忘れてしまっている人は一度注意するといいかもしれません。

遺伝

肥満には遺伝子の要素も関係していると考えられています。人間の食欲を調整しているタンパク質やインスリンという血糖値を調節しているホルモンの分量には遺伝子の影響があると考えられています。異常に食欲が出やすくなってしまったり、体に脂肪分がたまりやすくなってしまう遺伝子を持っている人は、肥満のリスクを持っているといえるでしょう。

肥満であるかのチェック方法

肥満であるのかどうやって判定するのか知りたい人はまずBMIを調べるといいかもしれません。BMIというのは、体格指数という身長と体重のバランスを表す数字で、求める式は

BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)です。

このようにとても簡単に算出される数値なので、誰でも簡単に用いることができ、WHOなどの世界的な機関でも健康管理の指標として用いられています。BMIで行う体格の判定は非常に簡単で、BMIの値が18.5未満は痩せ、24以上が肥満と判定されるので、この数値をもとに肥満かどうか判定すると非常に便利かもしれません。

一般的に、一番健康上のトラブルが少なくなるBMIは22といわれています。この22になるように体重をコントロールするには逆算して

体重=22×身長(m)×身長(m)

と計算することができます。この数値の計算式をうまく使って目標体重の設定を行うと健康な状態を維持しやすくなります。

しかし、このBMIも完璧ではないので注意が必要です。BMIは筋肉が発達している人や体内の水分量が少ない人の場合には数値が以上な値を示してしまいます。特に筋肉量は脂肪分に比べて重くなり、体脂肪は低いのに筋肉のせいで体重が重くなってしまうので、スポーツ選手では大きな誤差が出てしまいがちです。

最近ではBMIだけでなく体脂肪率なども合わせて計算してくれる体重計が発売されています。このような道具を使って、体脂肪率や簡単に測れる腹囲なども参考にして体重のコントロールをすることが大切です。

肥満が原因で発症リスクがあがる病気は?

糖尿病

肥満の人が一番注意しなくてはいけない疾患は糖尿病です。糖尿病は血液中の血糖値(ブドウ糖の量)が常に高い状態が続いてしまい、インスリンというホルモンが少なくなってしまったり、あまり効かなくなってしまった病態です。糖尿病になってしまうと神経や血管にダメージを受けてしまい腎臓や目にも影響が出ると言われています。

糖尿病の患者さんは常に血糖値を管理し、場合によってはインスリンの注射が必要になるので、日常生活に支障をきたすこともありえます。食事の内容も制限が加わるらしいので、糖尿病には注意しましょう。

動脈硬化

動脈というのは心臓から血液を送り出す血管のことで、様々な内臓や脳に栄養分を送っています。この動脈にコレステロールが沈着してしまい、動脈が硬くなってしまった状態を動脈硬化といいます。血管が硬い方が強くて丈夫そうなイメージがあるのですが、実はとても危ない状態なのです。

動脈効果になると血管が細くなり、詰まりやすい状態になってしまいます。また、硬くなった血管の一部が壊れてしまうと大動脈解離や大動脈瘤などの病気につながっていくらしいのです。状態が悪いと死に至こともあるようなので、注意したい病気です。

高血圧

肥満の人は動脈硬化から起こる高血圧にも注意が必要です。高血圧になってしまうと血管が破れやすくなってしまい、脳などで血管のコブ(脳動脈瘤)が破れると命に関わると言われています。

脳は一度ダメージを受けて細胞が死んでしまうと完全に回復することが難しい器官です。脳動脈瘤の破裂によって認知症や麻痺などの障害が出る可能性が指摘されているらしいので、肥満の方はとくに血圧には常に注意しましょう。

脂質異常症

脂質異常症は血中の脂肪分が増えすぎてしまった状態をいいます。特にコレステロールという脂質が増えてしまうことには注意しなくてはいけません。コレステロールは卵の黄身や魚卵などに多く含まれている脂質で、実は体内ではホルモンの材料になるとても大切な成分なのです。

しかし、あまりに多くのコレステロールが体内に入りすぎてしまうと血管の壁にコレステロールが沈着し、粥状硬化という病態になってしまいます。この粥状硬化の状態で長い間放っておくとやがて血管の壁が石灰化し、動脈硬化となってしまうのです。

心筋梗塞、脳梗塞

梗塞という状態は動脈が詰まってしまい、そこから先の部分に血液が行かなくなってしまった為に臓器の一部が死んでしまう状態を言います。心臓には冠動脈という心臓に栄養を送る血管があり、この血管が詰まってしまうと心筋梗塞になってしまうようです。

同じことが脳の動脈で起こると脳梗塞になってしまい、認知症・麻痺・言語障害などを引き起こす可能性があると言われています。脳も心臓もどちらも一度壊れると元に戻らない器官なので、そうならないためのメンテナンスが非常に大切なのです。

睡眠時無呼吸症候群

太っているとイビキをかいて寝ているイメージが浮かぶと思います。実は肥満とイビキには深い関係があると言われているのです。肥満になると喉の周りや舌の周りに脂肪がつき、睡眠時に舌根という舌の付け根の部分が喉を塞いでしまい、この結果イビキが出たり無呼吸になったりします。

睡眠時に長い間無呼吸の状態が続く睡眠時無呼吸症候群は、単に無呼吸になるだけでなく、睡眠の質を低下させてしまうと言われていて、日中の寝不足による問題を引き起こしたり、心疾患や脳血管障害のリスクを高めると言われています。

変形性膝関節症

変形性膝関節症は加齢に伴って発症すると考えられています。50歳以上で肥満の女性に多いと言われていて、関節の表面の軟骨がすり減ってしまう病気です。歩いたり立ち上がる時に伊丹が出てしまい、日常生活に支障をきたしてしまう原因になると言われています。関節の軟骨は一度すり減ってしまうと元には戻りません。症状がひどい場合には人工関節をつけることもあるそうです。

脂肪肝

肝臓は様々な栄養分の合成・分解に関わっていて、実は消化器系にぶんるいされる内臓です。血液中の脂質が増えすぎてしまう脂質異常症が続くと肝臓にコレルテロールが溜まる脂肪肝になると言われています。

脂肪肝になってしまうと肝臓の働きが悪くなってしまい、アルコールの分解が悪くなったり、薬を飲んだ時の分解に時間がかかってしまうと言われています。薬の分解は副作用の強さなどにも影響すると考えられているので、肝臓の機能には注意が必要です。

肥満女性がなりやすい病気は?

乳がん

肥満女性が中止なくてはいけない病気の一つに乳がんがあると言われています。乳がんはエストロゲンというホルモンにさらされる時間が長いほど発症しやすいと言われています。小学生の高学年くらいから肥満気味になっていると初潮が早く来てしまったりします。そうなるとエストロゲンという女性ホルモンに長期間さらされることになってしまいます。

このほかにも閉経後に肥満になっていると、脂肪細胞が血中のタンパク質の増加を妨げてしまい、エストロゲンがタンパク質に結合できず血液中に増えすぎてしまうそうです。このように肥満は乳がんのリスクを高めてしまうのです。

月経不順

肥満の女性は月経不順にも注意しなくてはいけません。月経は様々なホルモンが組み合わさって起きています。肥満になると一部のホルモンが過剰に増えてしまったり、逆に一部のホルモンが少なくなってしまったりとホルモンバランス自体が崩れてしまい、うまく生理がこなくなってしまう原因になるといわれています。

ホルモンバランスが乱れてしまうとお肌にも影響がでるそうなので、健康だけでなく美容にも問題が出てしまうそうです。

まとめ

肥満は男性だけでなく女性にとってもとても深刻な病気を引き起こしてしまいます。BMIをチェックして、食生活や運動量のコントロールを行い、健康な生活ができるように心がけることが大切です。普段から体重や体脂肪率には注意しましょう。