中性脂肪が高い6つの原因!タバコもお酒もNG?トマトジュースがおすすめ!

中性脂肪が高いと、健康診断で指摘をされた人はいませんか?中性脂肪はよくTVなどでも耳にしますが、体の脂肪や、肉などの脂肪と何が違うのでしょうか?また、高いと何がいけないのかも理解することが大切です。脂っこいものをむやみに控えても、効果は十分には上がりません。正しい知識を身につけて、中性脂肪が上がりにくい生活習慣を続けることが、将来の病気を防ぐことにつながります。中性脂肪について詳しく解説します。

中性脂肪について知っていますか?

中性脂肪という言葉はよく聞きますが、どんな脂肪なのか理解はできているでしょうか。私たちが食べている脂肪のうち、ほとんどは中性脂肪だと言われています。

かといって、むやみに脂肪を食べないようにしたり、運動をひたすらに頑張っても効果が上がらないこともあります。正しく下げていくには、ポイントを押さえることが大切です。

また、中性脂肪は高すぎると問題になると言われていますが、いったい何が問題なのか、知っておくことも大切です。将来のさまざまな疾患にかかるリスクを知ることで、意識も高まります。ここで、中性脂肪についての幅広い知識を身につけて、予防に役立てていきましょう。

中性脂肪とはどんなもの?

中性脂肪は、何となく悪いイメージが強いと思いますが、本当は体にとっては必要なものなのです。中性脂肪とは一体何者なのでしょうか?

「グリセリン」に3つの「脂肪酸」が結合しているもので、脂肪酸の酸性が失われて、中性になるため中性脂肪と言われています。どんな役割をもっているのか、まずは基本的な知識を確認しておきましょう。

体を動かすエネルギー源になる

食事の時に、糖分や脂肪分から摂取した過剰エネルギーは、中性脂肪となって体内の脂肪組織に蓄えられると言われています。中性脂肪は、脂質だけでなく糖分も関係しているのです。

私たちは、食事からのエネルギーが不足すると、中性脂肪が分解され、エネルギー源として利用されるしくみを持っています。もし、中性脂肪が高い状態が続いているということは、食べすぎや運動不足によって脂肪が蓄積し、肥満やメタボリックシンドロームにつながっているということになるのです。

肝臓でも作られて、摂取した分だけではない

中性脂肪は、外から摂取するものだけではないのをご存知でしょうか。コレステロールやトリグリセリド(中性脂肪:TG)などの脂質は、「食事として外から吸収するタイプ」と「体の中で合成されるタイプ」の二種類があるのです。

食事で摂った脂質は、小腸で吸収され、その後肝臓で脂肪酸に分解され、糖質はさらに小さなブドウ糖に分解されて、小腸から吸収された後、肝臓で中性脂肪に変わります。

摂取と消費のバランスが取れていれば問題ありませんが、脂質や糖質を摂り過ぎて、さらに運動不足の場合には、消費しきれなかった脂肪酸やブドウ糖が、中性脂肪として肝臓に蓄えられてしまします。そのため、脂肪肝という病気が問題になってくるのです。

余ったものが皮下脂肪になってしまう

お腹や二の腕、太ももなどについた脂肪は、ダイエットしたい人にとっては、取りたくてもなかなか取れないやっかいな存在が、皮下脂肪です。体脂肪は脂肪細胞がたくさん集まったもので、脂肪細胞には余った中性脂肪が蓄えられているのです。中性脂肪が過剰になると、肥満になりやすくなってしまいます。

しかし、これは飢餓状態などの非常用のエネルギーの貯蔵になります。また、脂肪細胞は内臓のまわりについたりしやすいと言われています。皮下脂肪はある程度は体を守ったり、女性ホルモンなどの働きを維持するために必要な存在ですが、多すぎるのは体にとって良くないものです。

増えすぎると動脈硬化他、様々な疾患に

中性脂肪が高いことは何が問題なのか、きちんと理解できているでしょうか。中性脂肪が多いと、動脈硬化を進めてしまうことが問題なのです。

動脈硬化とは、心臓から送り出された血液を運ぶ動脈が、硬くなる疾患のことをいいます。血管の内側の壁にコレステロールが溜まって血管の内腔が狭くなり、同時に血管が硬く破れやすくなることで、血栓ができたり、血管が破れて出血を起こしやすくします。

動脈硬化は、進行しても自覚症状はありません。しかし、日本人の死亡原因の上位を占める、心筋梗塞や脳梗塞などの原因となるのが問題です。

中性脂肪が高いと、善玉コレステロールが減ったり、悪性度が高まった悪玉コレステロールが増えたり、血液の粘度が高まったり、体の炎症が促進されたりと、様々な悪影響を起こすとされています。

基準値から高すぎも低すぎも良くない

中性脂肪の基準値は、50~149mg/dlとされています。健康診断の結果では、TG、トリグリセリドと表記されていることもあります。中性脂肪は特に食事との関係が深く、食べ過ぎなどによるエネルギーのとり過ぎが、中性脂肪値を上げる大きな原因となっています。

中性脂肪は高いだけでなく、低いことも良くありません。また、「糖尿病、甲状腺機能低下症、ネフローゼ症候群、閉塞性黄疸」などで、検査値が高くなる場合もあるので注意が必要だと言われています。

特に、食後に検査をすると検査値が高くなるので、少なくとも検査の12時間前から絶食することが望ましいとされています。健康診断の前は気を付けましょう。

また、基準値より低い場合には「甲状腺機能亢進症や栄養不足」などの可能性があると言われています。中性脂肪は、低ければ低いほど良いというわけでもないので、適正な範囲内にあることが望ましいのです。

中性脂肪が高いとどうなる?

中性脂肪が高いと、様々な疾患を引き起こすことがわかっています。治療が必要になる前に、予防していくことが大切になります。中性脂肪が高いことが原因の疾患には、何があるのか見ていきましょう。

心筋梗塞:突然死の原因にもなる

中性脂肪が高いと、血管が硬くなって詰まりやすくなることから、心筋梗塞になるリスクが高まると言われています。

心筋梗塞は、冠動脈の血流がほとんど止まってしまい、酸欠から心筋の一部が壊死(死滅)するほど悪化した状態のことをいい、左胸のあたりを中心に、非常に強い圧迫感や激しい痛みが起こる病気です。日本人の死因としても、高いリスクがあるものとして知られています。

症状は30分以上、ときには数時間に及びます。手当てが早ければ早いほど、予後が良いと言われています。また、睡眠中など深夜に心臓発作が起きた時には、早めの処置が大切になりますが、我慢強い人は、朝まで様子をみようとして、かえって手遅れになることがあります。

また、糖尿病の人や高齢者の場合には、痛みの感覚が鈍くなっており、痛みをほとんど感じずに、心筋梗塞を起こしていることがあるとも言われています。

中性脂肪が高いだけでは自覚症状がありませんが、もし心臓発作が起こったら、我慢せずに早めに病院へ行くことだ大切です。冷や汗や吐き気など、ほかの症状にも注意するようにしてください。

脳卒中:死因リスクとしても注意

コレステロールや中性脂肪などの脂質異常症になると、脳出血やくも膜下出血などの脳卒中のリスクが高まるといわれています。

脳梗塞は、脳への血流に血栓が詰まって発症する病気で、日本人の死因の多くを占めているものです。血液中に中性脂肪やコレステロールのような、脂質が増えたまま長い期間を過ごすと、増えた脂質が血管の内側に少しずつ溜まって、血管の中にかたまり(プラーク)を作ってしまいます。

そして、その部分で血液の流れが滞ってしまい、この状態を動脈硬化と言います。動脈硬化になっても、まだ自覚症状はなく気がつか付かないまま放置し、心臓や脳の血管につまって、心筋梗塞や脳梗塞の発作を起こしたり、血流が滞ることで脳卒中などがおきてしまうといわれています。

動脈硬化を防ぐことはとても重要なことで、自分には起こらないとは限らないので予防が大切です。

狭心症:心臓の血管に問題がおきる

狭心症は、突然の胸の痛みなどの発作が時々おきる病気です。心臓に送り込む「冠動脈」という血管があり、心臓の表面をあたかも冠(かんむり)の様におおっています。この部分が詰まったり細くなったり、痙攣などを起こすことで狭心症発作が起きます。

加齢とともに、中性脂肪やコレステロールなどが高いなどの様々な危険因子により、冠動脈の血管壁にコレステロールなどがたまり、動脈硬化が進行するにつれて、血管の内側が狭くなると言われています。

万が一、血液が十分に流れない状態にまで狭くなると、心筋細胞(心臓の細胞)に供給される血液が不足し、「心筋虚血」と呼ばれる状態になってしまいます。そして、虚血状態になると、心臓がSOS信号を発信し、胸痛や胸の圧迫感を感じるようになり、これが狭心症と呼ばれる疾患です。

日本人の死因の多くを心臓病が占めていて、その多くが、虚血性心疾患とも呼ばれている狭心症や心筋梗塞です。その原因である動脈硬化には、危険因子として高血圧、中性脂肪やコレステロールが高いといった、高脂血症、糖尿病、肥満、喫煙などが関わっていると言われています。

中性脂肪が高いこと自体には自覚がありませんが、高い状態が続くと狭心症発作が起きる場合があるので、症状がなくても予防していくことが大切なのです。

動脈硬化:全身の臓器で起きることが問題

日本人の約4人に1人は、動脈硬化性疾患を含む心血管疾患で亡くなっていると言われています。日本人の食の欧米化と呼ばれる変化によって、動脈硬化が進んでいる人が増えていることが問題になっているのは、みなさんもご存知かもしれません。

動脈硬化の原因としては、コレステロールが高いことが原因として知られています。中性脂肪の高値は、HDLコレステロールの低値とよく相関するということがわかっています。しかし、中性脂肪値が高いだけでも、アテローム動脈硬化のリスクが上昇する可能性もあると言われています。

動脈硬化自体は自覚症状がないので、気がつきにくい疾患なのが怖いところです。起きる症状は、影響を受けた動脈のがどこにあるのか、徐々に狭くなったのか、突然閉塞したのかによって異なります。

例えば、心臓に血液を供給する動脈(冠動脈)が閉塞すると、心臓発作が起こってしまいます。また、脳へ血液を供給する動脈が閉塞すると、脳卒中が生じてくるのです。脚の動脈の閉塞は、つま先や足、または脚の壊疽を起こす場合もあり、さまざまな疾患に結びついてきます。

肝硬変:中性脂肪も原因になる

脂肪肝は、中性脂肪が肝臓に蓄積する病気と言われていますが、脂肪肝が肝硬変や肝臓がんへと進行する可能性があり、さまざまな生活習慣病のリスクも高めることがわかってきています。普段、お酒を飲まない人や、若い女性にも増えてきている脂肪肝に気をつけなければいけません。

例えば、お酒の飲み過ぎでも、肝臓に中性脂肪が溜まります。これは、アルコールが分解する時、中性脂肪が合成されやすくなるからと言われています。

また、太り気味で肥満になると、肝臓での脂肪酸の燃焼が悪くなるので、やはり肝臓に中性脂肪が溜まりやすくなります。食べ過ぎだけではなく、極端な食事制限など無理なダイエットをした人も、「低栄養性脂肪肝」と呼ばれる脂肪肝になると言われているので、注意が必要です。

従来、脂肪肝については、肝臓に中性脂肪が蓄積するだけで、特に心配のない病気と考えられていましたが、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)への進行に関与しており、NASHは放置すると肝硬変、肝細胞がんへと、進行することが知られています。

脂肪肝になったら、全ての人が肝硬変のように重症化するわけではありませんが、早期に発見して、原因となる生活習慣や肥満を改善し、経過観察をすることが重要となるのです。

脂肪肝から肝臓がんになることも

中性脂肪が高いからといって、すぐに肝臓がんに結びつくということではありませんが、リスクが高まることがわかっています。これは脂肪肝が関係してもいるのです。

日本人の脂肪肝の原因で多いのは、飲み過ぎではなく、食べ過ぎによるものと言われています。これを非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)と呼びます。

NAFLDには、症状が軽く改善しやすい単純性脂肪肝(NAFL)と、重症タイプの非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の2種類にわけることができ、特に、NASHは放置すると肝硬変だけでなく、肝細胞がんへと進行することが知られています。また、NAFLの場合にも、NASHに進行することがあるとされています。

他にも脂肪肝になることで、細胞のミトコンドリアが膨れ上がって炎症を起こし、肝炎から肝硬変、さらには肝臓癌になることもあると、言われているそうです。

肝臓癌は、肝臓が沈黙の臓器とよばれているように、進行するまで症状に気がつかないことが多いと言われています。肝臓癌は命を落とす原因にもなるため、肝臓癌にならないように予防するためにも、中性脂肪をコントロールすることが大切になります。

中性脂肪が増える原因はなに?

中性脂肪が高くなるのは、何が原因なのでしょうか?体質なんだと諦めているかもしれませんが、実はほとんどの場合が、生活習慣の問題が隠れています。あなたも該当する原因がありませんか?

1.食べ過ぎて体に溜まっている

中性脂肪が増える原因は、まずは大部分が食べ過ぎが原因と言われています。食事で摂った脂質は、小腸で吸収され肝臓で脂肪酸に分解され、糖質はブドウ糖に分解されていきます。そして、小腸から吸収された後、肝臓で中性脂肪に変化するのです。

摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが崩れてしまい、脂質や糖質を摂り過ぎて、さらに運動不足の場合には、使いきれなかった脂肪酸やブドウ糖が、中性脂肪として肝臓に蓄えられるようになってきます。

日本人の多くは、現在食べ過ぎになっていると言われています。昔から腹八分目が好ましい言われれるように、食べ過ぎは中性脂肪だけではなく、さまざまな生活習慣になるリスクを高めてしまいます。

2.アルコールの飲み過ぎ?

お酒の飲み過ぎでも、肝臓に中性脂肪が溜まることがあり、お酒が好きな人は要注意です。これは、アルコールが分解する時、中性脂肪が合成されやすくなり、中性脂肪が高くなりがちだからです。

アルコールを分解・代謝をする中で、中性脂肪が合成され、ここで作られた中性脂肪はゆっくりと時間をかけ、各器官などに運ばれていきます。

定期的にアルコールを過剰摂取してしまうと、肝臓への負担が大きくなり、アルコールの分解・代謝はもちろん、中性脂肪の運搬も悪くなって、体に溜まりがちになってしまうのです。

また、同時に肥満になると、肝臓での脂肪酸の燃焼が悪くなるので、やはり肝臓に中性脂肪がたまります。アルコールと一緒に食べるおつまみも、脂っこいものが多くなりやすいため、良くない原因になります。

3.運動不足で消費が落ちている

食べ過ぎだけではなく、現在は運動不足の問題も大きいと考えられています。私たちは、運動をすることで中性脂肪などの脂肪を燃焼していますが、運動不足になっていると、脂肪が燃焼されずに蓄積してしまうのです。

一日中、デスクワークの人や、家でゴロゴロとしている人は、慢性的な運動不足になりがちです。交通が便利で、歩く機会が減っていることも問題になっています。日頃からこまめに運動することが、中性脂肪を低下させるために必要です。

運動を定期的に行っていないと、処理されきれなかった中性脂肪がどんどん肝臓に溜まってしまって、脂肪肝や肝硬変などの様々な病気につながるだけでなく、動脈硬化なども進行させて、将来の生活習慣病のリスクを高めてしまうでしょう。

4.加齢によって誰でも上がる可能性がある

加齢も、中性脂肪を高くする原因のひとつです。若い頃には問題なかったのに、だんだん中性脂肪が高くなっってくる人が多いとされています。これは、加齢により肝機能の低下が見られるためで、特に40代ぐらいから中性脂肪が高くなる人が増え、同時に基礎代謝も低下していくと言われています。

また、食習慣は簡単には変わらないので、若い頃と同じように食べていると中性脂肪が増えてしまい、肥満ににつながってしまいます。ある程度の年齢になったら、食生活を見直す必要があると言えるでしょう。

5.ストレスでも中性脂肪が上昇

ストレスがあると、過食になりがちになる人は要注意です。食べ過ぎによって、過度に脂質や糖質を摂ることで、中性脂肪が高くなりやすくなることは想像がしやすいでしょう。しかし、ストレスと中性脂肪との関係は、それだけではありません。

ストレスを受けると、副腎と呼ばれる臓器から「コルチゾール」というホルモンが発生します。コルチゾールは、別名ストレスホルモンとも呼ばれている存在でもあります。

このコルチゾールは、脂肪やタンパク質等の代謝を制御するために必要なホルモンですが、ストレスがあると増えてしまうことがわかっています。ストレスを受けると脳の機能が低下してきて、防御反応として副腎からのコルチゾールが増えてしまいます。

そして、他の器官で使われるはずだった「糖質」を、優先的に脳に送り込むようになるのです。その結果、血中の血糖値が上昇してきます。血糖値が高い状態になると体は、中性脂肪の生成が加速されてしまうのです。

過剰なコルチゾールの分泌によって、脂肪分解が早すぎて処理しきれずに、中性脂肪に再合成され増えてしまうとも考えられています。過剰なストレスや、日々慢性的にストレスを受けていると、中性脂肪が高くなりやすいのは、これらのメカニズムが考えられているのです。

6.たばこは脂質代謝に異常をきたす

喫煙によって、総コレステロール、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)、中性脂肪などは増加し、HDLコレステロール(善玉コレステロール)は低下すると言われています。喫煙は肺がんなど呼吸器だけではなく、様々な病気に結びついています。

また、タバコを吸っているときは、食べ過ぎなかった人が禁煙すると、食べ過ぎてしまうというケースもあります。だからといって、タバコを吸い続けるのは良くありません。

体重増加の主な原因は、禁煙後の一過性過食であるとされていて、落ち着くとおさまってきて、ほとんどの人が体重減少するようになると言われています。タバコは血圧を上げたり、脂質異常を起こしたりと、複合的に体にダメージを与えることで、様々な病気に結びつくため、禁煙することが大切です。

中性脂肪を減らすには

中性脂肪を減らすには、薬を飲めば良いかというと、それだけでは不十分です。生活習慣の改善によって中性脂肪は減らしたり、上昇を抑えることが可能です。次に紹介する方法は、誰でも可能な範囲のものですから、是非取り入れてみてほしいと思います。

1.食事の改善が必須

中性脂肪が高くなる仕組みは、たくさん食べてエネルギ-を多く取っていることが関係しています。全体のカロリーに気をつけることはもちろんのこと、ポイントとしては、中性脂肪を増やしやすい食べ物を控えることが大切です。バタ-、生クリ-ム、牛肉や豚肉など、脂質の多いものは控えめにしましょう。

他にも、健康に良いと言われているような果物も、食べ過ぎは禁物です。はちみつ、菓子類、ジュ-スなど 糖質の多いものも、気を付けましょう。また、パンやパスタ、白いご飯のような炭水化物の多いものは、控えめにするようにしましょう。

減らすことばかり考えるとストレスがたまるので、何を食べて良いかも知っておくことが大切です。海藻、きのこ、野菜などには食物繊維が多く含まれ、糖質や脂質の吸収を抑える働きをするので、積極的に食べるようにしましょう。

2.適度な運動を日課にしよう

中性脂肪を減らすもう一つの大切なことは、無理のない運動をすることが欠かせません。消費ネネルギーが増えてくれば、中性脂肪が溜まりにくい体を作ることができるからです。

運動としては、軽く汗をかく程度のウオ-キングなどを、毎日続けるようにするとよいでしょう。ストレスが溜まらないように、無理のない範囲で取り入れていきましょう。

3.お酒を控えて休肝日を

お酒が好きな人は飲酒の量や頻度を減らしビ-ル、酒、焼酎などのアルコ-ル飲料は避けるようにしましょう。

目安としては、日本酒なら1合、ビ-ルなら大瓶1本、ウイスキ-ならグラス1杯程度とし、週に1日または2日は飲まない日を設けるようにすると必然的にお酒の摂取量は減ってきます。

4.禁煙するのは大きな一歩

喫煙により、内臓脂肪を増やすコルチゾールが増加して、中性脂肪が増えやすくなることからも、禁煙が進められます。また、男性は男性ホルモンが、女性は女性ホルモンが減少することにより、内臓脂肪が蓄積されやすくなるとも言われていますが、これにも喫煙が関係してきます。

禁煙することは中性脂肪だけではなく、様々な生活習慣病を予防するための大きな一歩になります。タバコはストレス解消になると吸っている人は、実はタバコを吸う方が、体にとっては大きなストレスとなっていることを忘れてはいけません。

禁煙は意志がないとできないとも言われていますが、もし難しい人は禁煙補助薬などを使ったり、禁煙外来で相談すると良いでしょう。百害あって一利なしのタバコは、やめることを強くおすすめします。

5.サプリメントをとる

中性脂肪値を下げる成分として、代表的なものがサプリメントは、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)があります。EPAは魚の油の成分で、常温では固まらない性質を持っています。

このEPAが、血中では脂肪でドロドロになった血液が固まるのを防いでくれたり、老化していく血管を若くことに役立つと言われています。

他にもポリフェノールが含まれているサプリメントがおすすめで、脂肪自体の吸収を抑制する作用があると言われています。また、脂肪の燃焼をサポートする働きもあると言われているのです。例えば、身近なところでは、黒烏龍茶などがあります。

6.生活習慣の改善が大切

中性脂肪が高い人は、薬を飲むことで改善を図るケースもありますが、基本的には食事の改善や運動が不可欠となります。また、規則正しい生活を送って、ストレスを溜めないようにするという、一般的によく言われる生活の改善も、もちろん必要なことになります。

特に、夜間は体をあまり動かさないため、エネルギー消費量が少なくなり、食べたものが中性脂肪になりやすくなると言われています。夜間に仕事をする人以外は、夕食のカロリーは控えめにし、野菜を中心としたタンパク質と、糖質はやや控えめの食事をとり、寝る前の夜食は食べないように心がけましょう。

中性脂肪を下げる食事、食品

中性脂肪を下げるの食事といっても、単純に脂の多い食べ物を控えたり、脂抜きをしたりと極端な方法に走るのは正しくありません。どんな食事が中性脂肪を上げにくいのか知って、食事に取り入れていきましょう。

1.青魚には良い油がいっぱい

中性脂肪を下げるために、積極的に食べたいのがアジ、イワシ、サバ、サンマ、マグロなどの青魚といえます。これら青魚の油には、サプリメントとしてもおすすめのEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)と呼ばれる、不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。

2.えごま油は生で取り入れて

えごま油はn-3系に属する不飽和脂肪酸あり、これは魚の油となるDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)と同じ効果が期待できるタイプの良い油です。

油というと悪いイメージがあるかもしれませんが、良い油は積極的に適正な量を取り入れた方が、むしろ健康に良いことがわかっています。悪い油は、良い油で流すとよいのだそうです。

えごま油やアマニ油などがありますが、これらは加熱せずに、生のまま食べ物にかけて摂取するのがおすすめです。また、熱や光にも弱いため、なるべく開封したら早めに使い切ることもポイントになります。

3.大豆食品は毎日食べよう

大豆に含まれている大豆サポニンは、中性脂肪を減らす作用があります。また、大豆サポニンには、コレステロールの小腸からの吸収を抑制する働きもあるので、血液をサラサラにする効果があると言われています。

大豆は、大豆のまま食べるのは少し難しいですが、大豆製品を使うのがおすすめです。豆腐だけでなく、納豆や豆乳などの大豆製品に含まれている成分なので、上手に大豆製品を食事に取り入れることで、中性脂肪を減らすことができると言えるでしょう。

4.リンゴはフルーツの中でもおすすめ

「りんご1個医者いらず」と昔からいわれているように、リンゴは健康に良いフルーツとして知られています。リンゴには良質な食物繊維・リンゴポリフェノールが多く含まれているため、食後に中性脂肪が増加するのを抑制する働きがあると言われています。

リンゴポリフェノールには、コレステロール・体脂肪を減らす効果もあるため、健康の維持、ダイエットにも生活習慣病にも効果があるフルーツです。果糖が含まれているので食べ過ぎは良くありませんが、1日1個くらいが目安と言われています。

5.海藻類をもっと食べよう

海藻はローカロリーで、一見栄養がないように見えますが、実は非常に体によい食品です。特に、含まれている水溶性食物繊維に、腸内で糖質の吸収を抑える働きがあるため、中性脂肪を下げる作用があると言われています。

また、わかめや昆布には、アルギン酸という成分が含まれていて、水溶性食物繊維の一種ですが、腸内のコレステロールの吸収を抑え、便と一緒に排出してくれる作用もあります。

毎日、何かしらの食事に海藻をプラスするようにすると、自然とカロリーもダウンできて、中性脂肪低下に効果的です。わかめ、めかぶ、もずく、昆布など、様々な種類を楽しみましょう。

6.トマトはジュースがいい?

トマトには「13-oxo-ODA」という成分が含まれていて、これを投与したマウスと、何もしていないマウスを比較してみたところ、中性脂肪の値に大幅な差が見られたというデータが出ているそうです。

つまり、トマトを食べると、燃焼効率がアップしたということがわかっています。特に、トマトでもトマトジュースがオススメだと言われています。

中性脂肪の改善は生活習慣からはじめよう!

中性脂肪が高いと指摘された人は、ここで紹介したような原因によって、高くなってしまっている可能性が考えられます。身に覚えのある生活習慣があるならば、ぜひ改善して、将来のさまざまな疾患を予防することに、役立てていってほしいと思います。