人は寝ていてもカロリーを消費します。もちろんエクササイズなどを行っている時の方がカロリーの消費量は多くなりますが、立ち仕事でもカロリーは消費します。ではどのくらいの量のカロリーが消費されているのでしょうか。ただ立っているだけでなく、何か効果的な方法で仕事時間をダイエット空間に変えられたら、こんなにいいことはないですよね。ご自分のお仕事のカロリー、気になりませんか?立ち仕事をしている人必見です!

立ち仕事はダイエットに効くのか?

短時間であっても立ち仕事って疲れますよね。足もむくんだり、筋肉がパンパンになったり。筋肉がパンパンになって疲れるって事は、カロリーも消費しているのでは?なんて考えたことありませんか?アパレル系やコンビニ、工場での製造ラインなどなど、世の中には立ち仕事が溢れています!そんな立ち仕事での消費カロリーやダイエットに効果的な方法など一挙にご紹介します。

立ち仕事の消費カロリーは?

では具体的に立ち仕事はどのぐらいのカロリーが使われているのでしょうか。立ち仕事と言っても種類もいろいとあります。アパレルショップの店員さんやコンビニでのバイト、工場などの生産ラインなどでの立ち仕事など様々ですね。また仕事の持続時間なども大きくかかわりそうですね。

では消費カロリーの計算方法、3種類のお仕事別、消費カロリーを見ていきましょう。

立ち仕事 消費カロリー 計算方法

立ち仕事のカロリー計算はどのようにして行うのでしょうか。

エネルギー消費量の計算式にはMETと呼ばれる単位がよく使われます。METsはその運動や酸素の消費量を何もせずに座っている安静座位時の酸素消費量(3.5mL/kg/min)で割ったもので、その運動の強さを示すものです。立ち仕事のMETsは2.3METsと言われています。

運動または行動のエネルギーは次の式で計算できます。
エネルギー消費量(Kcal)=1.05×体重(Kg)×METs×運動時間(hrs)

例えば、50kgの人が立ち仕事を1時間行った場合のエネルギー消費量は
1.05×50×2.3×1=120.75(Kcal)
となります。ご飯軽く一杯より、少ないくらいの量のエネルギー消費量となるのですね。

立ち仕事 消費カロリー アパレル

まずはアパレル関係の店員さんのような職業の方はいったいどのくらいの消費カロリーが必要なのか見てみましょう。

主な仕事内容としては、顧客との会話や立位、簡単な組み立て作業などですが、この場合のMETs数は3.0ぐらいと言われています。
50kgの人の1時間当たりのエネルギー消費量は
1.05×50(kg)×3.0(METs)×1(hrs)=157.5(kcal) となります。

立ち仕事 消費カロリー コンビニ

次にコンビニの店員さんのお仕事はどうでしょうか。接客や販売だけでなく、商品の陳列なども業務の一部にあるお仕事です。このようなお仕事の場合も、そのMETsは3.0くらいだと言われています。

前項のアパレル店員さんと同じく、50kgの人の1時間当たりのエネルギー消費量は157.5kcalであると算出できます。ご飯お茶碗一杯ぐらいのカロリー数ですね。

立ち仕事 消費カロリー 工場

最後に工場などでの立ち仕事はどうでしょうか。作業の程度は個人差があるとは思いますが、少し重いもの5kg程度のものを持ったりするあまり歩き回らない、職種と仮定しましょう。
その場合のMETs数は4.5METsとなっています。

では50kgの人が1時間働くエネルギー消費量は
1.05×50(kg)×4.5(METs)×1(hrs)=236.25(kcal) となります。大体、ショートケーキ約1個分のカロリーになります。

立ち仕事 時間と消費カロリー

前項に出てきたように、エネルギーの計算式を見ると運動や仕事の種類はもちろんのこと、体重、行った時間によっても、エネルギー消費量は変わります。

立ち仕事の長さも、勤務の形態や就業時間によっても大きく変わってきますね。
50kgの人が、5時間の立ち仕事なら約600kcal、6時間なら約725kcal、8時間なら約960kcal、9時間なら約1100kcal、半日(12時間)約1450kcalとなります。成人に1日の摂取カロリーが1800−2200kcalと言われていますので、1日の半分を立ち仕事していたら1日に必要なカロリー摂取量の3/4も消費しているということになります。かなりの消費量ですね。

他の職業との消費カロリー比較

では、他の職業の消費カロリーはどのぐらいなのでしょうか。座ってするお仕事や体力を必要としそうなお仕事はどうなのでしょうか。ここでは、パソコンなどのデスクワークと看護師のお仕事と比較してみましょう。

消費カロリー比較1. パソコンなどのデスクワーク

では立ってのお仕事でなく座ってのお仕事、オフィスなどでのパソコンでのデスクワークはどのくらいのカロリーがあるのでしょうか。

デスクワークのMETsは1.5METsと言われています。販売員さんなど仕事量と比べると約半分ですね。もちろん、シュチュエーションやオフィス内での歩行などは除きますので仕事内容全ての総合して考えると一概には言えませんが、やはり立位と座位でのお仕事には消費エネルギーに差はあるようですね。

消費カロリー比較2. 看護師さん

みなさん、看護師さんのお仕事にどんなイメージをお持ちでしょうか?患者さんを抱えたり、車椅子を押したりという作業は別として、ほどほどの労力を必要とする作業の際のMETs数は3.0METsと販売員さんやコンビニでの立ち仕事と同じ消費カロリーを必要とするようですね。

ちなみに車椅子を押す作業はもう少し高めの3.5METs、患者さんを持ち上げるなどといった作業は瞬間的ではありますが4.5METsと高いエネルギー消費を必要としているようです。

立ち仕事のダイエット効果とその理由

ここまで、エネルギーの消費量のお話を主に行ってきましたが皆さんはどのような印象を持たれたでしょうか。座位でのお仕事よりも消費カロリーも高く、立ち仕事もダイエットに大きな効果をもたらしているお仕事の一つと考えられますね。

立ち仕事はダイエットに効く!

今までのお話を参考に、50kgの人が立ち仕事で8時間の労働をしたと仮定してみましょう。

1.05×50(kg)×3.0(METs)×8(hrs)=1260kcalとなります。通勤片道1時間を電車で立っている時間と仮定すると、1.05×50(kg)×3.0(METs)×2(hrs)=105kcal消費していることになります。睡眠を7時間とすると、寝ている間も1METsを消費するので、1.05×50(kg)×1.0(METs)×7(hrs)=367.5METsとなり、合計でざっと1732.5kcalとなり、1日のエネルギー摂取量が1800kcalであるとするなら、ほとんどを消費したということになります。

睡眠時間以外の時間は何かしら行動していると考えられるため、1日に換算するとさらに多くのエネルギーを消費していると考えられますね。仕事自体でのエネルギー消費でエネルギー摂取量の2/3を占めているので、ダイエットの効果もあるのではないでしょうか。

立ち仕事で痩せる効果的なやり方やコツ

せっかくだから仕事中にもダイエットしたいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。立ち仕事中に効果的にダイエットする方法は、社内、店内を歩く回数、歩行速度を増やす、軽作業を増やすなどちょっとしたことを増やすことでも効果が上がるようですよ。では詳しく見てみましょう。

方法1.職場内を歩く回数、歩行速度を増やす

勤務先での歩く量と速度を上げるというのも効果的な方法の一つのようですよ。

何も持たずにオフィス内をほどほどの早さ(4.8km/時間)で歩くと、METsが3.5METsに増えます。合計で1時間増えれば、1.05×50(kg)×0.5×1(hrs)=26.25(kcal)増えることになります。また、歩行速度を早く(5.6km/時間)すればさらに0.3METs 増えますので、単純な立ち仕事より42kcal増えることになります。

わずかですが積もり積もれば大きな効果も期待できそうですね。

方法2. 軽作業を増やす

手を使った軽作業などを増やすことでも、消費カロリーは増えると言われています。作業の内容にもよりますが、クラフトや工芸品などを作る、ほどほどの労力で0.3METsのさらなるエネルギー消費が見込めます。

立ち仕事の効果的なやり方

では今度は以下効果的に立ち仕事を行うかについて検証してみましょう。

ダイエットが目的ではない場合や疲れている、体力を温存したい時もあるでしょう。そんな時は立ち仕事のエネルギー消費を効果的に減らすことも一つの手段です。例えば、座って作業する、動かないで仕事をするなどが具体例です。では詳しく見てみましょう。

やり方1.座って作業する

座ってするデスクワークは立ち仕事に比べるとその消費量、METsは半分になります。疲れている時や体力を温存したい時は、可能な限り座って作業することはエネルギーの消費を減らせますので、小売よく仕事を進めたいあなたには時折座ることもおすすめです。座っての軽いヨガなどでのエクササイズでも、立ち仕事よりもエネルギー消費量は低いので立ち仕事はかなりのエネルギーを消耗するようですよ。

やり方2.歩き回らずに仕事する

仕事場で何も持たずに歩き回ることを極力少なくすることもエネルギー消費を減らせます。職場内の歩行を最小限にする、もし歩くのならゆっくりとした速度がおすすめです。また重いものを持つこともエネルギー消費に拍車をかけるようですから、台車を使ったりと工夫が必要ですね。

立ち仕事で脂肪を燃焼させる(痩せる)ために必要な栄養素は?

エネルギーを効率よく消費するためにはアミノ酸やミネラルなどの栄養素が大切です。現在はサプリメントなどたくさんのアミノ酸やミネラルを含む商品を店頭で見ることができます。アミノ酸はタンパク質を構成する大切な栄養素。筋肉を構成したりと体を作る上でも重要です。

ではそれぞれどのように体に作用する栄養素なのでしょうか。

アミノ酸

アミノ酸には、1、体脂肪を分解し燃えやすくする。2、水分代謝を活発にしてむくみをとる。3、イライラを鎮める。などの効果があると言われています。1、2、は特に立ち仕事の方には有効なダイエット効果として期待できる作用ではないでしょうか。

エネルギー消費の際にアミノ酸が作用することにより体脂肪を燃えやすくし、立ち仕事でむくんだ足の水分代謝を良くしてくれるアミノ酸は大きな味方となる栄養素の一つですね。

ミネラル

ミネラルは体の中の細胞の水分バランスを整えるカリウムやナトリウムの作用により、むくみを抑えて水分バランスを良くしてくれます。また、鉄分は体に酸素を送る役割を持っています。体に隅々にたくさんの酸素を送ることによりエネルギー消費に必要な酸素を供給できます。どれも、ダイエットには必要な栄養素ですね。
栄養素を摂取できるおすすめメニュー

【簡単!!レンジで一発】包丁いらず!ひき肉と豆腐のおかずスープと、塩豚と、みかん
アミノ酸は肉、魚、卵、大豆食品などに多く含まれています。

立ち仕事で疲れた後はキッチンに立つ時間は極力減らしたいものですね。そんな時は、大豆をたっぷり含んだ豆腐とひき肉を使った電子レンジでできるおかずスープなんていうのはいかがですか?

包丁も使わずさっと出来て、ゴマのセサミンが美肌にも効果的ですし、生姜であったまります。お肉もあるもので鳥や豚のひき肉、豚こまやバラ肉など何でもOKです。

作り方は簡単。お肉(ひき肉、豚バラ豚こまでも)50g、豆腐150g、醤油大1、みりん大1、チューブの生姜5mmほど、和風だしの素小1/2、ネギ、ゴマ適量を耐熱ボウルに入れかき混ぜて600wで5分チンするだけです。

まとめ

いかがでしたか?立ち仕事でもこんなにカロリーを消費しているなんてと驚かれた方もいらっしゃったのではないでしょうか。普段のお仕事もエネルギーとして計算するとかなりの消費量ですね。

また効果的に行う方法をいくつかご紹介しましたが、仕事を効果的にまたエネルギーを最小限にしたり、ダイエット効果を負荷したりとちょっとした工夫を加えることで自分に合ったワークスタイルに変化させることができそうです。

ちょっと疲れた時は省エネに、ダイエットしたい時は少し負荷をかけて、生活に変化とメリハリをつけることも日々の生活に取り入れ、ちょっとした楽しみにしてみてはいかがですか?